千の音色でつなぐ絆プロジェクト
追悼の想いと復興への願いを音色に乗せ、
“TSUNAMI VIOLIN”を千人のヴァイオリニストが
リレーのように弾き継いでいくプロジェクトです。
プロ・アマを問わず、またクラシックだけでなくジャンルを超えて、
世界各地で千の音色を奏で、復興への想いをつなげていきます。
千羽鶴や千手観音。日本人は古来から、
心からの願いを叶えたいとき、「千」という数字を用いてきました。
千年に一度の大災害といわれる東日本大震災。
このプロジェクトでは千という数字を希望に変えて、
弾き継ぐことで震災の記憶を風化させず継続的に支援を続けていくこと、
支援を訴えていくことを目的としています。
TSUNAMI VIOLIN に千人の演奏家の音色が弾き込まれ、
このプロジェクトが一区切りを迎えるまでには
楽器自体が歴史を刻んで成長していくような長い時間を要します。
演奏家の手から手へ弾き継がれていくにつれ、
被災地の復興が進んでいくことを願いながら、
TSUNAMI VIOLIN は今日も世界を旅しつづけています。